人生は、道を選び直す自由の連続だと思う。記憶や感情、失ったと思っていたものさえ、再び手に取ることができる。
扉、靴、鞄 それは「歩き出す私」「内なる旅」の象徴。絵と土を重ねながら「今ここにいる私」と「かつての私」、「これから出会う私」が静かに対話する場を描いてます。作品は私自身への励ましでもあり、この展示ではそんな作品たちが、あなたの中のまだ開いていない扉にそっと触れられたらと願っています。